「交通事故死ゼロを目指す日」に関するアンケート結果の報告
 
生活・文化部 交通・地域安全室









 

  政府が進める「生活安心プロジェクト」の一環として、交通安全に対する国民の意識を高めるために、今年から始まった新しい国民運動「交通事故死ゼロを目指す日」に関するアンケートを実施しましたところ、868名の方から御回答をいただきました。つきましては、下記のとおりアンケート結果を取りまとめましたので御報告します。
  今回の結果は、来年以降の本運動の取り組みの参考とするとともに、四季の交通安全運動等にも生かしたいと思います。また、内閣府にも本結果を参考に送付いたします。
 
 
 アンケートの内容及び回答集計につきましては、e−モニターのホームページを御覧ください。
 
◎ アンケート概要
 1 実施期間
   平成20年4月30日(水)〜5月16日(金)
 
 2 意見募集の結果  
   対象者数  1,149人
   回答者数    868人
   回答率    75.5%
 
 3 回答者属性
   性別 【男性】 461名 53%  【女性】 407名 47%
   年代別






 

20代

30代

40代

50代

60代

70代以上

109名

219名

202名

184名

119名

35名

12.6%
 

25.2%
 

23.3%
 

21.2%
 

13.7%
 

4.0%
 






 
 
 
 
◎ アンケート結果を受けて
 
1 「交通事故死ゼロを目指す日」の認知度等について
  「交通事故死ゼロを目指す日(以下「ゼロを目指す日」という。)」を知らなかった
  方が61%を占め、「実施日は知っていた」、「聞いたことはあった」は、合わせて
  35%、「趣旨まで良く知っていた」方はわずか2%でした。
   国の会議で実施日が決まったのが1月11日、実施日が、2月20日と4月10日
  ということで、周知期間が短かったことが原因の一つと考えられます。来年以降の
  実施日は、現在のところ確定していませんが、確定後早い段階での広報に努めてい
  きます。
 
2 「ゼロを目指す日」の周知手段等について
  「ゼロを目指す日」の周知手段としては、「市町の広報紙」が22%と最も多く、
  ついで「新聞」17%、「ラジオ」15%、「テレビ」、「垂れ幕・のぼり旗」各14
  %となりました。
   県民の皆さんが普段から目にされるもの、耳にされるものにより知った方が多く
  みられました。
   今年は、初めての実施ということで、県内全域を網羅するラジオ、テレビ、新聞
  等による広報に重点を置きました。また、垂れ幕・のぼり旗は、県庁舎、各県民セ
  ンター、各市町本庁舎、各警察署、三重県交通対策協議会参加団体(122の機関・
  団体)等に設置しました。
   今後は、これらの周知方法を継続しながら、市町の広報紙の効果が高いことから、
  市町に対して、広報紙によるより積極的な広報をお願いしていきます。また、県政
  だよりによる広報にも努めていきます。
   その他、「会社の朝礼等で聞いた。」という御意見もあり、企業等に対する広報も
  実施していきます。
 
3 あなたが御覧になった啓発活動は
   駅前やスーパー等における啓発活動、ボードを持って道路に一列に並んでの活動、
  広報車による広報、警察官の街頭活動等の回答がありましたが、直接街頭活動を御
  覧になった方は20名と予想より少ない人数でした。
   啓発実施場所、モニターの方の居住地や街頭に出られた時間帯の関係もあると思
  いますが、より広く県民の皆さんに啓発できるように、今後は、実施日時、場所、
  方法等を工夫していきます。
 
4 「ゼロを目指す日」の実施回数、実施時期について
   今年は、2月20日及び4月10日の2回実施しましたが、「少ない」と回答した
  方が58%、「丁度良い」20%、「わからない」が14%でした。
  「少ない」という回答をいただいた方からは、
   ・年2回程度では、啓蒙活動にならない。皆に伝わらない。
   ・2ヶ月に1回位しないと効果がない。
   ・県民の認識度が低い。意識を高めるためには、月に1回位の頻度が必要
   ・当たり前のことだが1年365日ゼロであるべき
 等の御意見を多くいただきました。
  「わからない」という回答をいただいた方からは、
   ・毎日が、一人ひとりの心がけなのでわからない。
   ・そもそも「ゼロを目指す日」を定める理由が理解できない。
   ・なぜ、2回なのかわからない。
 等の御意見を多くいただきました。
  また、
   ・日を決めてピンポイントでするのではなく期間で実施した方が効果がある。
   ・実施日が近すぎる
 という御意見も複数ありました。
  効果的な実施時期は、季節でみると、「春(3〜5月)」が23%で最も多く、そ
 の他の季節は12〜15%でした。実施日としては、「語呂の良いゼロの付く日」が
 18%ありました。
  理由としては、
   ・春は、新入生、新社会人、新免許取得者が多い。
   ・語呂の良い日は、覚えやすく関心が高まるきっかけになる。
  という意見が多く見られました。
  これらの御意見は、内閣府に県民の皆様のアンケート結果意見として送付いたします。
 
5 事故死ゼロを目指すには、誰に対してどんな活動が必要か
   対象としては、「運転者全体」が25%と最も多く、「小学生までの自転車利用
  者・歩行者」18%、「中学生・高校生の自転車利用者・歩行者」17%、「高齢
  の自転車利用者・歩行者」16%となりました。
   その内容としては、「交通安全教育の推進」21%、「交通指導取締りの強化」
  20%、「道路拡幅・歩道整備等の道路交通環境の整備」17%、「交通安全に関
  する普及啓発活動」15%、「信号、一時停止規制等の設置等の交通規制の整備」
  11%等となっています。
   やはり、まずは、加害者と成りえる運転者、ついで児童・生徒、高齢者といった
  交通弱者に対する交通安全教育の必要性が望まれるとともに、警察の指導取締りに
  高い期待が寄せられていることがわかります。
 
6 効果的な街頭啓発活動は何か
   この質問に対しては、様々な沢山の御意見をいただきました。例えば、これまで
  も継続的に実施してきました、
  ・交差点での街頭監視
  ・人の集まる場所でのチラシ等を配布しての啓発活動
  ・道路に沿ってボード等をもっての啓発活動
  ・誰もが参加できるショッピングセンター等でのイベント
  ・ショッピングセンター等に交通事故パネル等により交通事故の悲惨さを訴える。
  等の御意見がありました。一方で、これらの活動については、「効果がない」、「運
  転から気がそがれる。」等の反対意見も沢山いただきました。
   また、意見として、最も多かったのは、警察官による交差点等における街頭監視、
  徹底した取り締まりでした。
   その他、
  ・事故現場を想定した、救助活動の模擬訓練
  ・電車のつりポスター、折込チラシによる広報
  ・多くの県民が参加するチャレンジ123のような活動
  ・繰り返してのテレビ、ラジオ等によるCM
  等の御意見がありました。
   今後は、これらのご意見を費用対効果を考慮して、「ゼロを目指す日」や四季の交
  通安全運動を中心とした活動に活かしていきたいと思います。
 
7 効果的な交通安全教育の実施場所は
   効果的な交通安全教育場所としては、「学校、職場」が29%で最も多く、「運転
  免許センター」19%、「家庭」、「地域社会」が各18%等となりました。
   教育環境の整った場所における教育が望まれているとともに、家庭・地域などの
  身近な場所における教育も効果が期待されています。
   子どもに対する家庭での教育、高齢者に対する老人クラブ等の地域における教育等、
  より効果があがるよう、対象や、場所等ポイントを絞った活動を実施していきます。
 
 
 御回答いただきました内容、御意見の中には、相反する意見も多数あり、すべての意
見を取り入れるということはできませんが、今後の「ゼロを目指す日」や四季の交通安
全運動を中心とした活動に活かしていきたいと思います。
 
お忙しい中御回答いただきましたモニターの皆様ありがとうございました。あらため
てお礼申し上げます。